美味しい映画が見たいのです
見ているだけでお腹が減る。そんな映画が見たい夜がある
私は映画大好き人間ですが、食べるのも大好きなんです。好きと好きが合わさったらもうフージョンですよね。美味しい映画を目で楽しんだ後は、その映画に出てきたご飯を作って食べるのが私の趣味と言っても過言ではない。
昨今食をテーマとした作品が多いですが、今日はその中でも素敵な作品を紹介していきます。
とにかく女達が飯を食う!《食べる女》
小泉今日子さん主演の「食べる女」。タイトル通りこの映画は女達が泣いて笑ってとにかく食べます。原作が脚本家の筒井ともみさんですが、この筒井先生中々のグルメ。
失楽園にて最後に主人公の2人が食べる「鴨とクレソンの鍋」。私も冬になると必ず頂く一品ですが、なんとこの鍋を提案したのは筒井先生!
いやいや、お洒落すぎます。そんな筒井先生が手掛けただけあり、この映画には本当に美味しそうなご飯がたくさん登場します。
鯵のクリームサワー和えや塩胡椒でこんがり焼いた手羽先。たっぷりのバターで焼いた太刀魚など、どれも美味しそうなメニューばかり。
上手に生きられない女達があーだこーだ言いながらもご飯を食べて丈夫に生きていく。大人の女ならではの悲しみと愛おしさがつまった作品です。夜に見ると絶対見終わった後に卵かけご飯が食べたくなると思います。太る。でも夜に見て欲しい。
できることなら少し寂しい1人の夜に、ご飯のお供として。
やっぱり悲しい気持ちや寂しい気持ちは美味しいご飯で少しは薄れると思うのです。
この映画では筒井先生が映画に出てく食事のレシピ本エッセイを出版されています。私も購入してほとんどのメニューを作ってみました。筒井先生のメニューは何というか、とても人間的で原始的。味わうのは舌だけではなく、五感で楽しむ作り方が多いですね。食材の感触を指先で感じたり、土の香りを楽しんだり…。金曜の夜に見て、次の日にちょっと良いスーパーに食材を探しに行くのも楽しいかも。
見た後はパン屋に直行《しあわせのパン》
大泉洋さん主演、「ぶどうのなみだ」「そらのレストラン」へと続く北海道3部作と言われる作品の一作目です。
北海道の洞爺湖の近くに店を構える夫婦と、そこを訪れるお客さんの悲しくも暖かなオムニバスストーリー。出てくる人物がみんな優しくて、暖かくて、出てくるパンもとても美味しそう。焼きたてのパンを分け合いながら食べる姿はもう癒しそのもの。
人間ってきっとこういう映画を見て田舎に移住したりするんだと思います。いや、ほんと。
映画を見た後はコンビニのパンじゃなくて、パン屋さんのパンが食べたくなります。小麦の香りがふわ〜と漂ってきて、表面が少し硬くて、中がふわふわの惣菜パンじゃないやつを。
私は家の隣にパン屋さんがあるのですが、やっぱりパン屋さんで買うなら焼きたてのバケットやカンパーニュ。最近はソフト目なフランスパンを買ってベトナムのサンドイッチ「バインミー」を作ったりしました。やっぱりパンって米の次に尊い存在だ。
そう言えば北海道で一時期有名になったこのコーンパン。私もお土産で頂きましたが笑いが出るほどコーン感がすごかった…。
死ぬまでに一度は食べたい《湯を沸かすほどの熱い愛》
え?これが美味しい映画?そう思ったあなた!はい、これは私にとってはかなり美味しい映画です。映画の冒頭、謎の女性から届く蟹。そしてその蟹が後に驚愕の真実へと続いて行くこの映画。これが何蟹か知ってる人は少ないのでは?食べたことがある人はもっと少ないかも。
想像を絶するほど大きいこの蟹。実は深海生物のタカアシガニ。
水族館によくいるめちゃくちゃデカイ蟹がこいつです。笑
映画の中では静岡県戸田にあるタカアシガニで有名な「かに家」さんがロケ地として使われていますね。一年を通してタカアシガニを食べれる珍しいお店です。しかし静岡の戸田。中々の僻地なので行くのにも一苦労。
実は私は無類の蟹好きで、蟹を捌くのなんて朝飯前の変な女なのですが、この蟹だけはまだ食べたことがないのです。死ぬまでに一度は食べるぞ!と意気込んでますが、毎年タイミングを逃しています。
内容的には涙無しでは見れない映画ですが、終わり方は賛否両論あるみたいですね。銭湯を営む母親役を宮沢りえさんが熱演されてますが、家族っていいなって思える映画です。
血の繋がりなんて関係なく、みんなで食卓を囲んだらもう家族。母親の懐の深い愛が描かれています。でも朝から牛のしゃぶしゃぶは私でも無理かも…
中々食べられないタカアシガニですが、愛知県の蒲郡市には冬季限定でタカアシガニを提供して下さる温泉旅館があります。戸田まで車で行くのが大変な人にはオススメ。蒲郡の市場でも冬はタカアシガニ売ってますよ!
寒くたって腹は減る《南極料理人》
南極に赴任させられる自衛隊役を堺雅人さんが熱演しているこの映画。堺さんの役柄は自衛隊でも調理担当なのかな?とにかくご飯を作って作って作りまくります。
もう何回見たかわからないこの映画。毎回笑えるのは伊勢海老をエビフライにしちゃうところ。笑
やはり南極なので持っていける物資が限られていて、誰かがこっそり食べちゃうと食材がなくなっちゃうんですよね。映画ではラーメンが食べたいが余りに探査員が暴走する場面もあります。南極なんて娯楽も何も無いから、食べることが唯一の楽しみなんですよね。
だからこそ料理人の主人公もこれでもかってくらい凝った料理を出してくれる。
南極なのに塊のお肉とか、レストラン並みのメニュー。
でもラーメンが食べたくなるってわかるなぁ。たまに無性にインスタント麺が食べたくなるあの症状ってなんなんだろう…。体に悪いと思いつつ、深夜2時に茹でちゃったりするんだよね。
お歳暮 やみつきシャケ 1個 南極料理人 やみつき 鮭 北海道 西村淳 ご飯のお供 ノフレ食品 お取り寄せ ギフト 王様のブランチ 御歳暮 クリスマス
こちら南極料理人の西村さんが監修されている「やみつきシャケ」。このままでも美味しいですが、パスタに入れたりリゾットにしたりしても美味しいひと瓶。お家に一個あればなんだかとてもリッチな気分になります。タコ味もあるみたいでそちらも気になる…。
伊勢海老 大盛り11尾セット 約2kg 高級 伊勢エビ 便利なハーフカット済&ボイル済 少し小さくてもプリプリ食感と濃厚なお味 ヒゲ折れ 少しだけ訳あり イセエビ 冷凍 送料無料-